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2014年10月

仕事に厳しいことと人に厳しいことは違う、という話。(N先輩に捧ぐ)

「あのひとは厳しい」とか「優しい」というのは仕事に限らず人物に対する日常ありふれた言葉だけれど、その厳しさや優しさは何に対して向けられたものなのか、ということを深く考えることはあまりないかもですね。ぼくは考えますけど。

例えばとある会社にとある先輩と後輩がいたとして、先輩は後輩を指導する立場にあるとします。後輩はその未熟さゆえちょいちょい失敗をします。先輩はその失敗の本質を指摘し改善を促します。どこにでもある話です。
このとき先輩は失敗に対して厳しく指摘しますが後輩の未熟さそのものについてははじめから分かっているので特に何も言いません。ですが後輩としてはまあ凹むわけですよね。自分が未熟だから怒られた、という感じで。
夜になると後輩くんは同期の仲間と呑みに繰り出すわけですが、酔いが回ってくると「あの先輩はオレに厳しいんだよなぁ」とついグチがはじまるわけです。同期くんも「わかるわかるw」と相槌なんか打っちゃったりしますがだいたい話なんか聞いちゃいなくてスマホをいじったりしています。ええどこにでもある話です。


さて。


ぼくがまだ社会人になったばかりの頃出会った先輩がいまして、この方が仕事に対してそりゃもうものすごく厳しくてですね。でもその先輩はひとに対してとても優しくてですね。あと、言い訳じみたことは言わないひとでしたね。「ちょっと言い過ぎたけどお前のためを思って・・・」みたいな下手なフォローはまるでなくて、ちょっとくらいフォローしろよwとか思ったこともあったけど、そういうとこがよかった。かっこよかった。

そして我が身を振り返りますと、立場や役割が変わってもその先輩のように仕事に厳しく、ひとに優しく、そういった想いでぼくは仕事をしてきたつもりです。ですけど、ぼくが厳しく接した後輩、あるいは同僚や上司、あるいは(若干の)お客さま・・・その方たちがぼくをどう思っていたかなんてわからないんですよね。

わからないんだけど、


そこで酔いちくれている後輩くん、キミがもしこのモログを見ることがあったらちょっと考えてみて欲しいんだよね。はたしてキミの先輩はキミに厳しいのか、仕事に厳しいのか、どっちなのかって。キミもいつか先輩になる日がくるんだから。


尊敬してやまないぼくのその先輩は数年前事故で亡くなってしまいました。いまでもぼくの目標であり続ける方のひとりです。遥か遠いよ、Nさん。また一緒に呑みたいです。

秋味

ご無沙汰しております。

モー株式会社にしかないと思われる役職CGO(チーフごはんオフィサー)の井手です。

夏の間なんとなくバタバタしてたので、久しぶりにゆったりと週末を過ごしました。

 

まずは近所の冷泉公園にて開催中のオクトーバーフェストへぶらり。

若干値段が高めですが、晴れの昼間にドイツビールとムール貝、贅沢であります。

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10/26日まで開催中のようです。

 

次に天神の須崎公園で開催されてたイベントへぶらり。

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赤ちゃん連れた友達に会ったりと、おしゃれな親子連れでゆるく賑わっておりました。

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FIAT500小さいな~、なんて思いながら公園でうとうとしてたら、イベント終わってました。

 

日曜の夜は何食べようか?いつも迷ってしまうんですが、

今日は前々から行こうと思ってた店、「俺の割烹」へ。

 

以前東京出張時にいつも予約が一杯で入ることが出来なかった

「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」の系列店。

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サラダ、でかいです。しまあじ、美味しい。

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鳥のからあげが一羽まるごとでびっくり。

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まる鍋(すっぽん鍋)、出汁とゼラチン的な身が旨い。食べかけ失礼。

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ふぐ雑炊、もう上着脱いでTシャツ。

 

お客さんひっきりなしの繁盛店でした。ごちそうさまでした。

皆様も良い季節、美味しい食事を!

FITS 福岡情報技術サミット2014とは何だったのか

こんにちは。いろんな意味でごぶさたしておりますはるおかです。

早速ですが書きます。

3ヶ月も前のことになりますが、去る7/11(金)アクロス福岡にて「FITS 福岡情報技術サミット2014」というイベントが開催されました。

FITS2014 ホームページ

http://fukuokait.com/

 

主宰は美人すぎる会長として有名な株式会社グルーヴノーツ代表取締役会長佐々木久美子さん。本イベントのオープニングにおいて彼女のその低すぎるテンションで逆に会場全体を一瞬にしてグッと引き付けるあたりの演出は見事なものでしたが、一部の関係者は顔が引き攣っているようにも見えました。

 

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前夜祭では笑顔の佐々木会長
前夜祭では笑顔の佐々木会長

 

さてはるおかですがFITS2014にて下記セッションに登壇させていただきました。

「やめちゃうなんてもったいない ~結婚出産後も仕事を続けるためのキャリア戦略と会社作り~」
http://fukuokait.com/session/#session10

登壇と言いますと聞こえは良いのですが、要は巻き込まれたんですよね・・・佐々木会長に。すごいのは佐々木会長に巻き込まれたと感じているのはぼくだけじゃなくて、関係者全員が共有している想いなんですよね。(前夜祭での各位の証言による)

 

それはさておき「女性エンジニアが結婚・妊娠・出産などの人生の転機を迎えた際に、仕事のステージから離れてしまうのはなぜなのか。」をメインテーマに展開されたトークセッションでした。立ち見の方もいらっしゃるほどの満席の会場の半数以上は女性にお越しいただいていたように記憶しています。他のセッションにはない女性率に潜在的な関心の高さが伺えました。なごやかな雰囲気と少しの緊張感のなか、佐々木会長、吉谷社長、田中瞳さんの話に耳を傾けていただきました。

登壇された彼女たちはかなり特殊なご経験や環境のもとでキャリアを重ねてこられ、それゆえ傍聴の方々の参考にならないかも・・・と事前の打合せ段階から少々心配していました。その心配が杞憂のものに終わったのかやはり的中しちゃったのか。それはたいした問題ではないのです。キャリアを重ねなければ得られないものがあるし、得たいものがあるならキャリアを積むしかないこともあるんだよね、という彼女たちの想いが伝わったかどうか。「伝わったよ!」という方、是非ご連絡くださいますれば彼女たち小躍りして喜ぶと思います。ほんとに踊るよね・・・。

 

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ぼくが参加した上記セッションのほか、多くの面白いセッションが繰り広げられていたと思います。ぼくが特に印象に残っているのは以下のセッションです。

「次世代が育つために私たちができること −子どもの可能性を引き出すITと教育−」
http://fukuokait.com/session/#session11

ぼくも中3のむすこがいまして、かなりのイケメンなのですが、それはいま関係ないのですが、ほんとうに楽しみにしていたセッションでした。そしてこのセッションからあたらしいなにかがはじまろうとしています。いまは実験的なクローズドなこころみですが、もう少ししたら佐々木会長からオープンなお知らせがあるはずです。あるよね?


佐々木会長の良いところをひとつ挙げるとすると「イベントを開くことが目的じゃないのよ。これをきっかけに動き出して、そして継続しなくちゃいけないの」というところで、実際に実現に向けてその後も動き続けているところだと思います。それ以外良いところが見当たらない気もします。

 

ということで「FITSとは何だったのか」を3ヶ月過ぎたいま薄れゆく記憶を辿りあらためて考えてみますと、ほんとなんだったんでしょうね・・・。書いているうちにまとまるかと思いきやまとまらないままなので、来年のFITS2015もまた何かの形でお手伝いさせていただきたいと思っています。